31 消防

目的 市民の生命 ・ 身体 ・ 財産を災害から守り、安全で安心して暮らせるまちをつくる。

現状と課題

◆本市は、豊かな自然環境と、利便性の高い交通網が整備されている一方で、火災のみならず大規模自然災害や社会的影響度の高い事故など、様々な災害が発生し得る環境にある。また、南海トラフ地震の発生確率も高まっており、テロ災害等についても懸念があることから、各種災害に対して万全を期す必要がある。そのため、部隊の増隊や、施設・車両・資機材等の整備を進め、併せて、より効果的な消防活動に向け、消防庁舎の配置を検討するとともに、職員の育成や、指揮体制及び安全管理体制の強化により、統制された部隊行動を徹底する必要がある。
◆火災による死傷者の割合は、住宅火災が高いことから、住宅火災による被害を軽減するとともに、類似火災の発生を防ぐため、火災原因の一層の究明に取り組む必要がある。また、防火対象物は、小規模社会福祉施設や民泊サービス等、新たな用途や形態が出現しており、危険物施設は、経年による老朽化が進んでいることから、火災や重大事故の未然防止を図るため、防火対象物及び危険物施設の実態を把握し、関係法令等に基づく適切な対応を行う必要がある。
◆高齢社会の進展を始めとする社会環境の変化に伴い、救急件数は年々増え続けており、今後も増加が予想されていることから、救急業務を安定的かつ持続的に提供するため、救急活動の更なる充実を図る必要がある。また、救命の効果を高めるため、市民による積極的な応急手当を推進する必要がある。

この課題に取り組む市民活動団体

団体名 活動内容